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ciatr/ワンスクリーンを事業譲渡しました

公開日

September 26, 2024

株式会社viviane（本社：東京都渋谷区、代表取締役：田辺大樹、以下「当社」）は、映画・ドラマ・アニメのエンタメ情報メディアである「ciatr[シアター]」事業と、動画配信の横断検索サービスである「1Screen（ワンスクリーン）」事業を、エボイス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：塩部健一、以下エボイス）に譲渡したことをお知らせいたします。

なお、当社はこれまで蓄積してきた自社事業の企画・開発・運営ノウハウを活かして、マーケティング支援事業や今後新たに開発する新事業へ経営資源を集中させてまいります。

事業譲渡の背景

当社は、「物語と、出会おう。」をキャッチコピーに、映画・ドラマ・アニメのおすすめ作品が見つかる国内最大級の情報メディアciatr[シアター]を運営してまいりました。2012年のサービス立ち上げ以来、毎月数百万人を超える読者へ情報を届けるメディアへと成長いたしました。

また、2020年10月には急速に普及していった多数の動画配信サービスを横断して配信作品を検索できる「1Screen（ワンスクリーン）」をリリースし、個人ユーザー向けの自社サイトだけにとどまらず、大手検索エンジンや国内大手エンタメメディア、配給会社にも「1Screen」のデータベースを採用いただくなど法人向けのサービスも成長を続けており、多角的に事業成長を続けています。

譲渡先であるエボイスは、M&Aを通じてさまざまな業界における企業運営や事業再生を行っており、豊富な経営ノウハウを有しています。さらにぐるなびやリクルートなどのWEB系事業会社での経験豊富なメンバーが在籍しており、「ciatr[シアター]」および「1Screen」のポテンシャルを最大限に引き出し、より多くの人々に物語との出会いを提供できると確信し、今回の譲渡を決定いたしました。

左奥: viviane代表田辺大樹中央奥：エボイス代表塩部健一氏右奥：エボイス鷲見涼氏左手前：viviane COO 沢田哲吾中央手前：viviane CDO 和賀ひな子右手前：ciatr編集責任者増田慎吾

エボイス株式会社代表取締役塩部健一氏のコメント

エボイス株式会社代表取締役塩部健一氏

代表取締役の田辺氏、そしてciatr、1screenに関わるメンバーの方々の情熱と、ファンの皆さまの熱い思いに大きな可能性を感じ、この度、ciatr、1sereen事業を迎え入れることになりました。

これまでciatr、1sereenが培ってきた、エンタメメディアとしての魅力と当社がおこなってきた事業運営の知見並びに事業責任者に就任する鷲見のwebサービスにおける知見を活かし、更なる魅力をファンの皆様にお届けできればと思います。

今までviviane社にて培われたciatr魂を継承し、更なる魅力をファンの皆様にお届けすることをとても楽しみにしています。

株式会社viviane 代表取締役田辺大樹のコメント

株式会社viviane 代表取締役田辺大樹

このたびの事業譲渡にあたり、現在一緒に働いている方々、かつて共に働いた方々、パートナー企業、株主の皆様、そして日頃よりサービスを利用いただいているユーザーの皆様をはじめ、関わってくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。

2012年の創業以来、10年以上にわたり運営・開発してきたciatrは、皆様に支えられて成長を続けてまいりました。また、2020年に新事業として立ち上げたワンスクリーンも、コロナ禍における動画配信サービスの急速な普及という時代の変化に対応し、利用者やパートナー企業に支えられながら、これまで成長を遂げてまいりました。

私たちがまさに我が子のように、ゼロから血の滲むような努力を重ねてきたこれら2つの事業は、映画やアニメといった物語を扱うサービスです。その裏側で、開発や運営を行ってきた私たち自身にも、数え切れないほどのドラマがありました。

このような思い入れのあるサービスを送り出すことに、寂しさを感じないわけではありません。しかし、今後は一歩引いた立場から、その成長を見守ってまいります。エボイス社のリーダーシップのもと、ciatrとワンスクリーンという物語が新たにどう展開していくのか、心から楽しみにしています。

どうか今後もサービスを応援いただけると幸いです。

そして私たちviviane社も、全く新しい分野で挑戦を続け、シーズン2とも呼ぶべき新たな物語を紡いでまいります。

エボイス株式会社鷲見涼氏のコメント

エボイス株式会社鷲見涼氏

プロダクトのキャッチフレーズである「物語と、出会おう。」を体現するメディアとして、過去10年以上に渡り運営し続けてきたスタッフの熱意とプロダクト愛に惹かれました。

そのような事業を運営できることに喜びを感じるとともに身が引き締まる思いです。

今までのciatrや1screenを支え続けてきたファンの皆様が求める文化と価値は残しつつ、新たな「物語との出会い」の発見を促進するメディアを目指していきます。ciatrと1screenの更なる成長をご期待いただけると嬉しいです。

ciatr 編集責任者増田慎吾のコメント

ciatr 編集責任者増田慎吾

月日の経つのは早いもので、わたしが2017年に株式会社vivianeのciatr編集部にジョインしてからおよそ7年が経過していました。

もともとは映画好きが高じてライターとして参画したのが私とciatrの出逢いで、これほどまで深くコミットするとは想像だにしませんでした。ユーザーが求める情報を感覚ではなく、マーケティング的な思考を取り入れて質を追求するコンテンツ作りは、ciatrならではの強みであり価値だと強く感じています。

これまでciatrを通して素晴らしい出逢いと挑戦する機会を与えてくださったvivianeには、感謝しても感謝しきれません。10月より運営母体がエボイス株式会社に変わることになりますが、これまでのciatrの強みは継承しつつ、よりユーザーの皆様に愛され・求められるメディアに進化できるよう邁進してまいります。

これからの新たなciatrにご期待いただけると嬉しいです！

株式会社viviane CDO 和賀ひな子のコメント

株式会社viviane CDO(最高デザイン責任者) 和賀ひな子

閉塞感の漂う日々を生きる私たちにとって、映画やドラマ、漫画やアニメなどの身近なエンターテインメントは、生活を彩り豊かにし、今日を生きるエネルギー源となります。私たちviviane社は、ciatrとワンスクリーンが皆さまのエンタメライフを盛り上げる一助になるよう、これまで歩みを進めて参りました。

今回の事業譲渡により、ciatrとワンスクリーンがエンタメの可能性をさらに広げ、より多くの人のエンタメライフを彩るようなプラットフォームへと成長していくことを、心から祈っております。これまでサービスをご愛顧いただいた皆さまに感謝申し上げるとともに、ciatrとワンスクリーンの新たな展開にご期待いただければ幸いです。